ごあいさつ

 

Holistic aroma 香りの記憶..セラピストの平田ゆかりです。

私が初めて出会ったアロマセラピストは、英国で活動されるアロマセラピスト。私と彼女のふたりしかいない部屋はとても心地よく、以来アロマセラピーが私のライフワークとなりました。

 

今度は私自身がセラピストとなって、いまたったふたりしかいない部屋で活動しています。その一部を紹介させてください。

 

プライベートセラピストとして「出産の立ち合い」は私も懇意にしている産婦人科で。おふたりのご懐妊から出産と時間を共にしました。その後、いまは育児期ですがお付き合いはいまも続いています。

 

極度の冷え性で、猛暑の夏でも長袖とカイロを離せなかった女性。ご招待を受けた結婚式でのノ-スリ-ブのドレス姿は本当に美しく、彼女が流す涙より私の方が大粒で恥ずかしかったのを覚えています。

 

ご予約を受けてお迎えしたのは84歳のお母さま。闘病中で眠れないとのこと。施術中は優しく眠りに入られました。目覚めると頬は桃色で、お顔は少女のよう。寒い冬の自宅までの道すがら、会話に登場する若き彼女はとても輝いていました。

 

「ママのトリートメントは私もいっしょ。」バナナを片手に小さなお友達もお部屋に入ります。ふわふわの身体も触れられるのは私の至福。ゆるりとした、ふたつの寝息はこちらも癒されます。

 

 

いま回想してみると、アロマセラピーがひとりひとりのドラマの一部分に見えてきました。

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